インフラエンジニアとして収入を上げるには

IT系エンジニアの稼ぎは千差万別だ。会社に所属しているエンジニアであれば会社が携わる事業の規模にも大きく左右されるが、その年収はおよそ300~600万円程度だと言われている。フリーランスであればまさに年収はピンからキリまであり、100万円も稼げない者から1000万円以上もの稼ぎを叩き出す者までいるのが現状である。これがIT系の制度設計を担うインフラエンジニアとなると、その収入は一般的なエンジニアよりも上がってくるのが普通で、多い所でその年収は2割増しとも言われる。インフラエンジニアにこうした高額な収入が支払われる理由は、当然ながら仕事を遂行するに当たって高度な知識と専門性が高い技量が求められるからに他ならない。こうした能力を涵養するためには、実際にインフラ設計事業に携わることが第一であるため、採用に当たっては経験が第一に問われることは間違いないであろう。

しかし、未経験者に全くの門戸が閉ざされているのかと言われると、必ずしもそうとは限らない。業務内容や収入で仕事を選ぶことはまずできないが、逆に言えばそうしたことにこだわらなければ、未経験者でもインフラ設計の仕事に関与することは十分可能だ。現在インフラエンジニアの仕事で高い年収を得ている人間は漏れなく、未経験の段階からこうした点を十分把握して経験を蓄積してきた者たちである。インフラ設計の仕事で将来的に高い年収を得たいのであれば、まずは『経験』の価値を十分に認識し、様々な仕事に関与していく気概を持たなければならない。

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